Lesson 1 目標

1.「家族」を客観視できるようになること

2.結婚後の2人の生活を具体的にイメージすること

3.ライフサイクル論を知り、予想される家族、人生の課題の時期にどう乗り越えるか対策を考えること。

内容
・「家族」をまなぶ。
・日本の夫婦現状を知る。
・二人の歴史を制作
・ライフサイクル論を知る。
・2人のライフサイクル制作。2人で乗り越えるための対策を練る。
・結婚後の具体的な生活について話し合う。

Lesson 1「家族」の考え方と2人の歴史

プリマリタルレッスン結では、「家族」の捉え方を家族システム論を基にしています。

 



システムとは、

複数の要素が有機的に関係しあい、全体としてまとまった機能を発揮している要素の集合体。組織。系統。仕組み。

広辞苑第六版より


有機的とは

有機体のように、多くの部分が集まって一個の物を作り、その各部分の間に緊密な統一があって、部分と全体とが必然的関係を有しているさま。

広辞苑第六版より

なぜか、広辞苑で引用すればするほど、分かりにくくなっているような気がするのは気のせいか・・。

「家族」を生態系の一部のシステムと捉え、最小単位でいえば、人間の細胞から各器官、家族間、地域や国、世界、地球、宇宙に至るまで、相互に作用しあい繋がっているというイメージです。

「家族」にフォーカスしてみると、家族間でも一見一方通行にみえるコミュニケーションが、一方通行ではなく相互に作用しあっていると考えます。もう少し言及すると2者間のやりとりだけでなく、他の家族構成員にも作用しているということになります。

このような見方をすると何が起こるかというと、
従来のような、①原因があって結果があるという一方通行の見方ではなく、
②原因があり結果が起こるが、結果もまた原因に影響を与えているという見方に変わります。
①では、原因を起こすとされる人物、物、事象が「問題」とみなされます。
しかし②では、原因を起こすとされる人物、物、事象とそれに反応する人物、物、事象の間は相互に作用していると考えるため、「問題」の視点が相互のコミュニケーションに置くことになります。

例;朝起きない子どもが困るという設定

親「起きなさい!いつまで寝てるの!」
子「うるさいな~今起きます~」
親「いつまでも起きてるから、朝起きられないのでしょう」
子「はいはい」
親「全くこの子は!」

①の解釈をすると、問題は朝起きない子どもである。
②の解釈をすると、問題は、朝起きない(起きられない)子どもと親のコミュニケーションかもしれない。

と解釈が変わります。


最後に、家族から外に目を向けると、「家族」は「家族」だけでなく、ご近所さん、習い事、会社、学校と繋がり、県、国、世界と繋がっていきます。例えば、世界的不況に陥れば、日本もその影響を受け、日本が影響を受ければ、日本にある会社が影響を受け、会社が影響を受ければ、会社で働く家族が影響を受けます。このように、「家族」を考える上では、「家族間」「夫婦間」だけの問題として捉えるのは足りないと考えます。

このような視点は、例えば子どもを取り巻く環境を考える上でも役に立ちます。

2人の歴史

2人の歴史では、2人が出会い結婚するまでの歴史を図にしていきます。歴史を辿ることで、自覚と責任をもてるようになることを目指します。



植木鉢のイラスト

Lesson 1家族のライフサイクルを創る

後半は、「家族ライフサイクル論」という考え方を知ってもらい、お2人のライフサイクルを実際に創っていきます。

家族ライフサイクル論とは、こちらを参照してくださいね。

このレッスンの最大のポイントになる、お2人に作成してもらった家族ライフサイクルの図を基に、お2人の未来に起こるであろうpoint地点をどう乗る超えるかの対策を考える、ということをやっていきます。

これをする理由としては、
多くの夫婦が躓きやすいpoint地点は、おおよそ分かっており、そこで「離婚」をする夫婦もいれば「離婚を考え始める」夫婦もいます。
事前に予測できれば、対策を考えておけると考えるからです。人生には予想外のことが起こることが定石です。対策を考えたけれど、講じることができないこともあります。ただ、2人がお互いに「ここは危ない」「こういう時は大事にしないと」と分かっていることが、

出来れば、中学生、高校生くらいに教育として教えられたらよいと思うのですがね・・




最後に



結婚後の具体的な話し合いをしてもらいます。
具体的にというのが重要です。

・お金の管理
○2人の資金-負債も含めて開示する方が良き
○管理はどちらがするか
○どのようにするか

・仕事の事
○共働きにするのか、しないのか
○子どもができたらどうするか
○わたしの、ぼくの将来の展望~個人で仕事がしたい,転職したい等


・子どもの事
○ほしい、ほしくない
○何人、いつ?
○授からなかったらどうする?

・家事分担
○共働きのときどのように分担する?
○共働きじゃなくなったときどのように分担を変える?
○子どもができたらどのように子育てと家事を分担する?


キロク

お2人のやりとりのポイント(だと思われた)や決定事項、印象的だったエビソードを記録し、後日お渡しします。
お2人にも事前に記念noteを差し上げますので、ご自分たちで記録することができます。