離婚は子どもにとって・・

プリマリタルレッスンとは、結婚前に結婚生活を始めるにあたっての具体的な話し合い、自分の整理、コミュニケーション方法を学ぶ、お互いの違い(性差)を学びます。
いわゆる「婚前カウンセリング」「プリマリタルカウンセリング」で言われるのは、「離婚予防」。「離婚」は、円満なものもあれば、ツライものもあるでしょう。少なくとも、みんなニッコリというのは想像しにくいですね。
現代は、以前よりも離婚が増加しています。要因の1つに、離婚するハードルが下がったと言われています。それでも、当事者にとっては相当な心労がかかります。
そして子どもにとっても(年齢によるが)ツライ経験となることもあります。
しかし、だ。
例えば、不仲の両親を見て育つ子ども
DVを見て育つ子ども(ちなみにこれは面前DVと言われる)
ひたすら我慢している母親を見て育つこども
どちらがましかって、そりゃ、みんな嫌であることは間違いないのだが、
一番ツライのは「自分のために目の前のことが起きている」と子どもが感じてしまうこと。
だから、夫婦は「子どもの為に~」よりも「自分たちの幸せの為に~」を真剣に考えたい。そのことが結局は子どものためにもなる。
そして、もしそれが出来たら、子どもに話せる範囲で正直に話してもらいたい。子どもはきっと、すぐ反応できないかもしれない。
時間が必要かもしれない。
話せたら、話してくるだろう。
それまで待つ。
子どもに選択権があれば提示してもよいかもしれない。けれど忘れないでほしいことは、子どもは余程でない限り、どちらについていくかを選ぶことは、引き裂かれる思いを抱くかもしれないということ。
子どもは、自分のことよりも身近な「おかあさん」「おとうさん」を大事に思っているから。
いつでも。
親が子どもを大事に思うように、子どもはそれ以上に
親を愛している。
再婚はしてもいい
子どもの目線でいったら、再婚は多少なりとも複雑です。
しかし、上記したように子どもは親を愛していますから、親が幸せになるためなら、最終的には反対はしないでしょう。(特別な事がない限り)
ただ、新しい「親」となる人との関係構築には「時間をかけて」下さいね。
子どもにとっては、「前のお母さん」「前のおとうさん」も大事ですから、その気持ちを否定したり、無視したりせずに、その気持ちを持っていてもよいことを伝えられるといいなと思います。
そして、たまには、新しい「親」抜きで2人だけの時間を持てるといいかもしれませんね。
夫婦でも、親子の関係でもそうですが、
何をやっても何も解決しないと思われる時には、「時間」に任せることも必要だと考えます。
プリマリタルレッスンでは、家族の「変化」の際にもサポートします。