結婚前の悩み お金の話は・・

「お金の使い方」
「お金の貯め方」
について
「常識」で相手をはからないこと
2人で考えて決める
結婚前から、「お金」について不安がある場合、一番困るのは何だと思いますか?
自分が「相手のお金の使い方や貯め方」に疑問を抱いていることについて、見ないふりすることです。
理由は簡単!
その疑問は、結婚後の生活という現実で必ず表面化するからです。
逆に、自らの「金銭感覚、問題」については、正直に話をする方がよいですね。
それは勇気が要ります。
自分が「自分の負である」と思っていればナオサラ・・。
ですが、これからの人生2人で手をつないで行くと決めたなら、自らの弱さも、相手の弱さも、強さも分かって共有し協同して乗り越えていけばよいのです。
ですので、必ず結婚前に、気づいたとき、疑問に思ったとき、結婚後すぐでも、相手と話し合いをもつようにしましょう!!
結婚前に、薄々おかしい、気づいていた・・なんて話多いのですよ。
話し合わないという選択をするのもアリですが、相当モヤモヤします。
以下に、話し合いのポイントを記載しておきますので、参考にしてみてくださいね!
陥りやすい罠
最近、子育てについても「常識的なヨイ子」をつくっても意味がないということが言われ始めました。
学校教育において、「ヨイ子」をつくるシステムの弊害に警告をしている方もいます。
子どもを「常識」に当てはめ、子どもの「個性」を潰さないようにしましょう、何て言いますよね。
夫婦関係でも当てはまるのです!!
往々にして相手を「常識」や従来の「性別役割分担(男とは~であるべき。女とは~すべき。という考え方)」や「自分の育った家族」に当てはめて、「適正」であるかを判断しがちです。
ここで重要なのは、
自分のもつ「常識」「性別役割分担」は相手のそれとは異なるということの理解が必要です。
そして、自分がどのような「常識」や「性別役割分担」をもっているのかを理解しておくことも重要です。(これはかなり難しいけれど)
あなたは、
お金について、「節約」し貯金を貯め、贅沢はしないようにという金銭感覚を持つ人は、常識的に言えば「良」ですか?
稼いだお金は基本的に貯金せず自分の好きな事に使う人は、常識的に言えば「良」だけど、結婚したら「否」ですか?
お金でなくとも、家事や育児でも以下の自分に対する「問い」は必要です。
一体誰の「常識」なんだ!?
その「常識は」相手と自分の幸せのためになるのか!?
本当はいらないのです。
そんな「常識」は。
解決方法
以下例を参考にして説明します。
例)親族からの借金があるという話を本人の友人に聞いたが、実情はどうなのか。結婚するにあたりこれからどうしていくか。
「今日は、お金のことについてはなしたいんだ」
「この前、和君の友達にちらっと和君がお父さんにお金を借りてるという話を聞いたのね。
私は、結婚前に「お金」のことははっきりしておきたいという気持ちがあるのね。結婚したら、子どもがほしいしね。
だから、私は、和君から、お金を借りてるとか、いくらかとか、詳しい話を聞きたい」
「実は・・ずっと話そうと思ってたんだけど、話せなくて。
親父から50万借りてるんだ。理由は、言いたくないんだけど、毎月5万ずつ返済してるんだ」
「・・・他にはある?」
「ない」
「そっか、話してくれてありがとう。言いたくない、というのは分かったんだけど、その借金はギャンブル系?」
「違う」
「分かった。そしたら、あといくら残ってるの?」
「30万」
「そしたら、あと半年で返済できるね」
「うん」
「これからなんだけどね、もしどちらかが、お金が必要になってどうしても足りない!借りたい!となったときには、どうしようか」
「まずは、そうならないようにしたいよね」
「うん。でも、そういう状況になったら、まずは1番にお互いに相談するというのはどうかな?」
「うん、それならできるかも」
①本人からの事情を聴く。
この際、「私(僕)は、~(自分の気持ちを)だから教えて欲しいんだよね。」というように、主語を明確にすること。
初めから相手を責めない雰囲気を。特に、自分が常識的に間違っていないという認識がある方は要注意です。
態度にも出ますし、相手が自らの金銭感覚や借金についてどこかで否定的な気持ちがある場合には、責められる雰囲気を敏感に感じ取り回避しようとするでしょう。回避されることや感情的になってしまうことは、2人にとって建設的な話し合いがもてないということになり、2人で諸所の課題を解決していくという観点から言えば、結婚後の生活の不安に繋がります。
問題があることよりも、問題をどう解決していくかが結婚後には必要だと考えます。
②客観的な事実を聞き2人でどうしていくか決める。
「常識的」な答えを出そうとするのではなく、相手の意見、自分の意見を出し合います。
2人の納得がいく「答え」を見つけることです。
ポイントは、2人の最低ラインをつくること。得意な方が6;4でやってもいい、ということ。
お互いが同じだけ夫婦に貢献できなくてもよく、得意な方がメインでやればよい、という意識をもつことが大切です。
③「常識」に惑わされないようにする。
人は分からない、理解できないことに対して「答え」を探そうとしますね。金銭感覚、借金、依存、不倫、離婚・・
そして、その答えを「常識」から探そうとしてしまいます。
しかし、それは間違いだと思います。
「常識」は誰が言ったコトなのか?
その「常識」で幸せになれるのか?
ということです。
大多数の誰かの意見かもしれない・・ことに耳を傾けるのではなく、
自分の「スキ」「キライ」「イイ」「イヤだ」を大切にしましょう。
そして自分で考えるのです。
2人で考えるのです。
決めるのです。
ゆっくり2人でやっていきましょう!!!
第三者を介して話し合いをしたいというのも手です。
1時間/15,000円
お問い合わせは、以下からよろしくお願いします。
