妊娠したいと思ったら考える事

2019年秋、台風15号、19号は大変な被害をもたらしました。
日本は自然と災害と共に暮らす土地。
どんなに暮らしが便利になっても、
自然の驚異を避けることはできないとつくづく思い知りました。
便利になりすぎて、自分たちじゃ何もできなくなっているし。
そのことがとても怖いと思う時がある。
それでも生きていく
生きていくしかない
立ち上がろう
昔からきっとこの土地で暮らす私たちの先祖は乗り越えてきたはず
がんばってください
とは言いません
ただ、各々の希望する生活が少しでも早く実現できるよう願っています
知らないということ
さて、2019年10月19,20日両日、日本不妊カウンセリング学会主催の「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」を受講してきました。
ずっと参加してみたかったのです。というより、最新の情報と勉強をしたかった。
正直、資格取得目的ではない。
書籍で学ぶのは限界があると感じていました。何が限界かというと、「最新の情報」なのかという点です。
養成講座で講演する人は、現役の人がほとんどなので、現場の生の声や最新の治療情報が聴けると考えたのです。
生殖医療については独学だったため、非常に興味深い話ばかりでした。
今回の養成講座の内容は「倫理・出生前診断・周産期のメンタルヘルス・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ・中医学・カウンセリング」を学びました。
驚くことに、話を聴く中でもやはり大事だと感じたことは
医療が発展してもカラダの限界はあるということ
すなわち、女性の産めるカラダは適齢期があるということ
そこが意外と抜け落ちていて、生殖医療の発展のみ注目される。
例えば、日本は世界一の体外受精大国と言われるけれど、成功すなわち無事に出産にたどり着けるのは少ない。
なぜか、体外受精が成功したとしても年齢が上がれば流産の確立は高いし、まして着床しないということもある。
そう、晩産化の日本は30代前半で結婚、妊活で約2年、不妊治療を開始するのが30代半ば。
既に適齢期といわれる25歳から35歳ギリギリ。
世に働く女性はそのことをどの程度知っている?
私は、生殖医療を学ぶ前は
卵子凍結できるようになった??
ー結婚が遅れても大丈夫じゃん!!
受精卵凍結できる?
ーいつでも妊娠できるのかな?
なんて考えていました。
子づくりしてできなかったら不妊治療でしょ?
って思ってました。
でもこれには足りない部分がある。
避妊しなかったら、すぐ妊娠できる!!(そんなことはありません!私もあれ~なんて時期がありました)
妊娠を望むのがいくつなのかによって対応策が変わる(30代後半ならすぐに相談した方がよいかも)
そう、年齢を考慮する視点が抜けている!!!
避妊しろ!教育のおかげで?
避妊しなければできるとどこかで思い込んでいるところがある。
ここまで女性視点で書いていますが、
精子も同じように老化するといわれています。
だから、女性だけの話ではないということ。
おそらく、医療従事者側は不妊治療する患者の年齢が重要だと考えているけれど、患者となりえる私たちはそこまで年齢が重要だと思っていない。
知らないから
知らないのだ
おそらく5年後は多くの人たちの常識となるでしょう。
社会の要請とは別に私たちのカラダは期限があることを知り、
それを知って私たち女性はどのように選択していくか
子を育てたいおもい
家族を創りたいというおもい
働くことを楽しみたいというおもい
自分の自由を謳歌したいというおもい
この使命を果たすというおもい
どのような想いがあっても
生きやすい世の中をつくろう
プリマリタルレッスン結では、
性交渉を含む生殖医療を学び考え、カップルで話すことを行います。
性交渉の仕方や家族計画、普段話にくい話題を取り上げ土俵にあげます。
覚悟はいりますが、無駄になることはないと考えます。
ご興味のある方は、是非レッスンを受けてみてくださいね。
それでは、
お読み頂きありがとうございました。