結婚するなら婚前契約?


こんにちは!2018年も年の瀬。
皆さん、どのようにお過ごしですか?
まだ、お仕事をしている人
家で大掃除をしている人
受験に向けて勉強している人
12月21日付の新聞ですが、このような記事を見つけました。
婚前契約じわりと広がる
結婚後の生活ルールや離婚した場合の慰謝料、財産分与などについて、夫婦で結婚前に契約を交わす「婚前契約」が広がっている。3組に1組が離婚するなか、結婚に不安を感じる男女が増えているためだ。契約を結ぶことでトラブルを避けられたり、結婚生活を円滑に進められたりする効果があるという。
日本経済新聞2018年12月21日(金曜日)より引用
少し内容をまとめてみたいと思います。
婚前契約とは、結婚予定のカップルが締結する契約書で、行政書士や弁護士などに依頼して作成する。
契約書には種類があり、法的に効力を持たせる目的をもつものと、法的効力はないが公証人と呼ばれる人の前で内容が事実であると宣誓し、認証してもらうものがある。
それぞれ費用が違うため、興味がある方は調べてくださいね!
また、民法では結婚後に結ぶ夫婦間の契約は、どちらか一方が取り消すことができるものの、結婚前の契約は結婚後破棄できないことになっている、とある。
なので、婚前に夫婦のルールや生活のルール、財産分与など事前に話し合っておこう!!そして契約ね(^_-)-☆ってことみたいです。
新聞には合わせて「リスク回避、生活円滑に」という文字が踊っています。
中央大学の山田昌弘教授(家族社会学)の言葉も載っていて、
女性の社会進出で、夫が稼ぎ妻が家事を担う1990年代までの典型的な家族像が崩れ、婚姻の形が多様化した。
結婚の理想像が描けず、結婚はリスクと捉える男女が増えた。契約書を救いの手として期待しているのだろう。
日本経済新聞2018年12月21日(金曜日)より引用
とありました。
日本では、2014年に一般社団法人「プリナップ協会」が設立されています。
HPをみましたが、約束事の前に2人での話し合いを大切に、ということが書かれてありました。
契約書においては、男女で求めるものが異なるようです。

詳しくは「プリナップ」で検索してくださいね!!
離婚予防
いくつかのHPで調べてみましたが、「離婚予防」を謳っているところが目立ちました。抑止になると。
ところで、日本は2017年の統計では21万2千組が離婚したようです。
ちなみに、同年の婚姻数は60万7千組だったようです。
離婚率でいうと2002年に30%に達してから高止まりしているようで、「3組に1組が離婚している時代」だそうです。
財産分与 不貞行為
高額所得者、すなわち資産をかなり持っているひと
以前に浮気されたことがあるひと
離婚を経験して最低限のリスク回避をしたいひと
利用したいと思う人は様々。
婚前契約のメリット・デメリット
婚前契約とは幸せになるための話し合いと決意表明なら、
プリマリタルレッスンと似ているな~と思いました。
具体的に契約はしませんが。
おそらく大事なのは、契約することが目標というより、結婚前に具体的に話し合うこと、なのではないかと思いました。
結婚前は、仕事していて結婚式をするなら、非常に忙しい。
だから、あまり具体的に話し合うことが少ない。
契約を結ぶにあたって、しっかり話し合えることはとても大切なことだと思いました。
また、ツライ経験をした人は、話し合いの上で契約しておく、ことで安心して一歩が踏み出せるのかもしれないですね。

これは、メリットだと思います。
2人が契約を結ぶことで、安心して、前途洋々と未来を捉えられる手段だと素敵です。
おそらく、幸せ手段として考えた方が幸せになれると思います。
デメリットは・・・
結婚がもっと不自由に感じてしまう、ということ。
結婚したからこそ、2人でいることも素敵
だけど、結婚したからこそ、お互いの自由を尊重するのも大事。
大枠は決めて細かなルールは契約に入れないほうがよいかもしれませんね。
人は変わりますから、
家族ライフサイクルでみたように、家族のカタチも、状況も変化する中で
人の気持ちが変わることもあります。
いい意味でも。
変化ができる余白を作れるように。
契約書がなくても大丈夫!!という根拠のない自信も時には必要なのでござる。
とにかく、
結婚前に

よーく具体的に話し合いをすることは大事であるってことですね
それでは、ありがとうございました(*’▽’)