「結婚したらこどもどうしようか?」
「何人こどもほしい?」
「子どもはいらない?」
「しばらくは2人の時間を大事にしたいなぁ」
「すぐにほしいな~」
結婚前に話し合うカップルとなんとなく日常の会話で話した程度のカップル様々なカップルがいますよね。
プリマリタルレッスンで、生殖医療を少しだけ学ぶのは訳があります。
それは、男女ともに年齢が上がれば「妊娠させる力、妊娠できる力」は低下していくという事実を知ってほしいということです。
生殖医療は目覚ましい発展をみています。しかし、それはいつでも妊娠、出産ができるというわけではないのです。
今のところ、医療が発展しても「卵子の老化」「精子の老化」は防げないということ。
私が調べた限りでは、男性も女性も35歳が曲がり角とされている。勿論個人差はあります。
35歳の妊娠力は20代の半分。
妊娠できる力のことを「妊孕性(にんようせい)」といいます。
人工授精や体外受精で「受精」できたとしても年齢が高いと流産してしまう確率も上がっていきます。
大切なことは、事実を知り夫婦としてどのように生きていくかを話し合うことだと考えています。
自分たちにとって「優先するか、しないか」を早めに話し合っておく。
私は、「結婚すればすぐに子どもができる」と漠然と思っていました。周囲に聞いても同じことを話しています。
中学時代の「性教育」、「子どもができないように避妊すること」を教わりました。
「避妊しなければ子どもができる」
そのことが頭にあるのです。だから、結婚して避妊しなくなれば、すぐに妊娠すると思い込んでいたのです。
しかし、実際は違う。
あれ?おかしいな・・。避妊してないのに妊娠しない・・。
結婚する前、もっと言えば、高校生くらいでも正しい知識を学ぶ機会があったら良かった。
そうすれば、もっと私たちは戦略的に子孫を残せるのに!!(言い過ぎですね)
20代カップルの道
30カップルの道
40代カップルの道
50代カップルの道
それぞれの選ぶ道は異なります。見える景色も違います。
「生殖医療を学ぶ」とありますが、単に現在の不妊治療だけの知識ではなく、自分たちカップルの触れ合いから、妊娠、出産まで広義に捉え話し合う機会を作りたいと考えています。
私たちは、言語によるコミュニケーションと非言語によるコミュニケーションを使用しています。「触れ合い」のような非言語コミュニケーションは、深部に伝わる温かさを伝えあえます。
プリマリタルレッスンでは、知識だけを学ぶことはありません。知った上で、どう考えるか、2人でどのように歩んでいくかを話し合います。「性」はとても言葉にして表現することが難しい側面があります。しかし、「夫婦」になる前から伝えあう、知る、考えるを個人から2人ベースで行えるようにしていけたなら、「夫婦」になっても怖いものはないですね。
