ブリーフセラピーを学んでます!!

プリマリタルレッスンの原点は、家族相談士養成講座での学びでした。
家族相談士養成講座は、NPO法人日本家族カウンセリング協会が主催しています。
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昨年、家族相談士養成講座を修了し、今回連続講座「体験で学ぶブリーフセラピー」を受講しています。
ブリーフセラピーとは何ぞや
非常に分かり易く説明するとしたら・・・
ブリーフセラピー(短期療法)とは、家族療法の一つで、短期で「問題」とされる事柄を周囲との相互作用の中から(主に家族)捉え、その相互作用や個人の行動に変化をもたらすことを目的としている。人は、解決をすでに持っているというスタンスで、どんな問題でも、問題でない時があり、そこにスポットを当てていきます。(例外探し)
また、精神分析的な「問題」を過去の出来事や関係性から探るという方法はとりません。(そこがスゴイところ!!だと個人的に思っています。)
今ある、人間関係の相互作用に目を向け、そこで行われるコミュニケーションに注目します。
そして、解決に向けての糸口を独特の質問によって、クライエントさんと見つけていきます。
積極的な介入課題も提示します。
カウンセリングといえば、「傾聴」。
個人の語りに心を寄せ聴いていくことで、その個人が癒されたり答えを見つけていくというイメージです。
しかし、本当に困難に陥っている人というのは、「個人」ではどうにもならなくなっているひと。
ブリーフセラピーでは、「傾聴」に傾倒せず、「戦略的」に「解決」に向けて介入していきます。
こういった姿勢には、「指示的である」のではという批判があるようです。
どちらにせよ、クライエントさんにとって最善であればよいのではないでしょうか。
どうでしょう?
とても端折っており、先生と呼ばれる方にはお叱りを受けそうですね(笑)
体験で学ぶブリーフセラピー
ブリーフセラピーについて、少しイメージがついたでしょうか。
「体験で学ぶブリーフセラピー」連続講座は、全4回で行われます。家族支援士、相談士が対象になります。とても面白い講座なのですが、さすがに一般向けではないようです。もしご興味があったら問い合わせてみてよいかもしれませんね。
内容としては、ブリーフセラピーの技法は勿論、実際に家族合同面接の実演をしますので家族合同面接のコツみたいなのも得ることができます。
ココだけの話、漫才の練習もします 笑
とても緊張しますが、結構皆さん上手にやっていました!!
講師を務める長谷川先生(日本家族カウンセリング協会理事長)は「笑い」を大切にしています。ユーモアですね。
「空気を読め」なんて言いますが、むしろ「空気は読まず、作る」
どういうことかと言うと、人間は文脈に縛られるのですね。その場の雰囲気にのまれるなんてよく言われますが、溶け込みすぎずに少し隙間を作っておくと良いのかもしれません。
講座では、「チームカウンセリング」も家族合同面接の実習にて行います。チームカウンセリングというのは、家族合同面接では「チーム」で取り組もう!というイメージです。(そのままじゃん笑)
実際に面接に参加するカウンセラーはメインとサブの2人ですが、別室にチームが控えておりブレーンとなります。
これは、とても心強いですね。
カウンセリングに限らず、1人で抱え込んでの仕事は行き詰ると苦しいですが、「チーム」で取り組む仕事は、周囲と上手く協同できれば素晴らしい経験になりますし学ぶことも倍になりますね。
かなり構造化された面接になりますので、見方を変えれば家族にとっての「応援団」がついているので、安心して「解決」に向けて動けるのではないでしょうか。
プリマリタルレッスンとの繋がり
今年は、プリマリタルレッスンのための勉強に様々手を付けています。
それが良いことなのか・・ブレていないのか・・と考えてしまうことも正直あります。
「何か」を得るために直接学びに向かう場合、欲しかったものが得られるとは限りません。「そこ」に答えがあるだろうな、と目星をつけても「ない」時もあります。逆に全く思いもよらない方向から「コレだ!」ということもあります。
何が言いたいかと言うと、一見、直接「プリマリタルレッスン(婚前レッスン)」に繋がらない学びでも「何か」を得られることもあるということです。
今回学んでいる「体験で学ぶブリーフセラピー」連続講座で、私が最も得たモノは「笑い・ユーモアの活用」と「解決にフォーカス」「チームの力」です。
どう繋がっていくか楽しみです。
お読み頂きありがとうございました。