目標
1.性差をリアルに感じる。(身体/コミュニケーション)
2.生殖医療の限界を知る。
3.性交渉について知る。
内容
・コミュニケーション~言葉編 「わたしが、ぼくがコミュニケーションでお願いしたい事」
・コミュニケーション~カラダ編「性交渉について話しておきたい事/聴いてみたい事」
・生殖医療について知っておきたいこと。
・子育てについて
Lesson 2 男女の性差(身体,コミュニケーションの取り方の違い)を学ぶ。
プリマリタルレッスンでは、「性差」を分かっているということは、非常に重要であると考えています。
究極をいえば、「おとこ」「おんな」という性別を超えて、
「夫婦は他人である」ということを意識し続けること、です。
「他人」であるという言い方は少し冷めた印象を持つでしょうか。
何が伝えたいかといえば、
「夫婦は別々の人間である」ということ
独立した自由な個人であるということ
一緒にいれば、相手が何を考えているか、感じているか何となくわかることも増えるかもしれません。
しかし、それは「彼のことを全てわかっている」「彼女のことを全てわかっている」ということではありません。
自分も変わり続け
相手も変わり続ける
ということ、自分も相手も更新し続けるのです。
コミュニケーション-言葉編
言葉によるコミュニケーション方法において、オトコとオンナの違いを学びます。私は、この考えを知ることで、夫婦のコミュニケーションのずれについて、かなりの謎が解けるようになりました。
また、普段のコミュニケーションにおいて、相手に対し何かお願いをしたいことを伝えていきます。
コミュニケーション-カラダ編
オトコとオンナのカラダの仕組みの違いを知り、生物としての「ヒト」による性交渉の意味を考えていきます。生物としての「ヒト」の性交渉については、興味深いことが多く散りばめられています。性交渉が子孫を残すためだけの行為ではないことが見えてくるかもしれません。
次に、現時点で性交渉について学ぶ機会がなく、性産業からの情報を基にした性の営みについて考えていきます。
性の営みを、ただの子孫を残すためだけの行為ではなく、性産業から得た情報による行為だけでなく、
お互いに求め求められるような優しい、あたたかい営みになるような方法を知ってもらい、考えていきます。
ここでも、お互いに「性」について話しておきたい、聴いておきたいことがあれば話していきます。(無理強いはしませんのでご安心を)
生殖(現代の生殖医療、子育て)を知り、人生プランを話し合う。
生殖医療を学ぶことがなぜ重要かと言えば、生殖医療は日々進歩していますが、
だからと言って、
「望めばいつでも子どもを授かることができる」
わけではないからです。
現時点では。
将来、オトコもオンナもカラダの違いに関係なく「妊娠」する技術が開発される日がくるかもしれません。
しかし、現時点は人間の身体を使った「妊娠」はどんなに医療が発展しても、
「性別」と「年齢」は恐らく超えることは難しいでしょう。
また、学校教育の性教育で培われた
「避妊しましょう、望まない妊娠をしないために」という魔法が、
「避妊しなければ、すぐ妊娠できる」ということにはならない、ということに妊娠を望む歳にならないと気づけず、
望む歳には既に妊娠適齢期の終わりが近づいている・・ということが何と多いことか!!
学校では、「妊娠の仕組み」「避妊」のみの情報しか伝えていなかった。(今の世代は分かりませんが)おそらく、時代も関係していたのだと思います。女性の初婚年齢が25歳のときには、上記の2つでも十分だったかもしれません。
しかし初婚年齢が30歳の今の時代では、「妊娠の仕組み」「避妊」「妊娠適齢期」まで教える必要があると考えます。
知っていることで、「選択」ができるのだから。
というわけで、生殖医療について今の日本の現状と不妊治療の種類、そして少し子育ての話をしていきます。
キロク
お2人のやりとりのポイント(だと思われた)や決定事項、印象的だったエビソードを記録し、後日お渡しします。
お2人にも事前に記念noteを差し上げますので、ご自分たちで記録することができます。