目標

・自分の育った家族を多角的にみることで、2人の育った家族の文化、習慣を持ち込むというよりは新たに創り上げる。

内容
・自分の育った家族の文化、習慣を語り合う。

・エコマップを書く。

Lesson 寄り添うための創造~自分の文化・習慣を語り合う。 

なぜ、育った家族の価値観を語り合うのか?

多くの人は、自らの育った「家族」しか知らないということに気づいていないからです。

第一に、自分の育った家族の文化や習慣が「普通」でも他人にとっては「普通」ではないことを知ることが重要です。

例えば、
①Aさんの家では、外から帰宅すると直ぐに靴下を脱ぎます。そして脱衣した靴下は、洗濯機まで持っていきます。
②Bさんの家では、外から帰宅すると直ぐに靴下を脱ぎます。脱衣した靴下は、その場に置いたままです。その靴下は、いつの間にか洗濯がしてあり、タンスにしまってあります。

ここでの正解は、①です(*’▽’)・・ということではありません。

結婚生活において、大事にするのは、どちらが、「普通」で「常識的」かではないのです。


①で育った人は、脱衣した靴下は自分のものであり、洗濯機まで持っていくのが当たり前だ、という価値観を持ちます。
②で育った人は、脱衣した靴下は誰かが洗濯機まで持っていくれるのが当たり前だ、という価値観を持ちます。

文化や習慣が違う二人が新しい生活を始めるのですから、
「これが普通でしょ!?」
「君は常識がない!!」ではなく、

 

「違い」を生活にどう織り込ませていくか、が大事なのです!!
この最初は、ただの「違い」が溝になっていく前に、
カタチの違う図形をキャンパスにどうやって描くかをお互いに話し合い決めていけばよいのです。


「僕は、コレが気になるからこのようにしたい、君はどう思う?」
「私は、ここだけは譲れないから私のやり方に近づいてもらえないかしら?」

 

 

第二に、「語る」ことは、客観視しすることができ自分にとって「どうだったか」を振り返ることになります。家族の文化的背景まで想いを馳せ、自分の家族の歴史を知り別の角度から家族を振り返ります。



第三に、新しい家族を創るにあたり、新しいルール作りの参考にします。

自分の育った家族を語る

僕の

私の家族のお金の価値観は・・・


食事場面でのルールは・・

家族のコミュニケーションは・・・



家族の階級・・・・




家族の「仕事」「働く」意識・・・




家族の子どもの教育・・・・

最後に

ジェノグラムを描いていきます。

私が描いていきますね。

ジェノグラムとは、3世代以上の家族を図に表したものです。図に表すことで、多くのことが視覚的に分かるので、様々なことが整理できます。





 

 

キロク

お2人のやりとりのポイント(だと思われた)や決定事項、印象的だったエビソードを記録し、後日お渡しします。
お2人にも事前に記念noteを差し上げますので、ご自分たちで記録することができます。
ジェノグラムも当日または後日お渡しします。